今日の東急デハ5001号の状況(39)
まずは全景から。三連休しかもクリスマスイブの昼頃とあって、渋谷は人でごった返しており、写真を撮るのも一苦労です。この写真はクリックすると拡大表示します。

まず、車体の顔というべき正面の、上の方に幾つか傷が出来ているように見受けられます。以下の写真はクリックすると拡大表示しますが、大き目の傷のような箇所を赤で囲ってあります。

また、ドアの附近(運転台寄りのドアです)に、テープを剥がしたような(?)跡が見受けられました。

車体の汚れも、全体に濃くなっているようです。

車内の展示は、東横線開通80周年記念の展示は25日までで、それからは渋谷をテーマにした写真コンテストの入選作品を展示するそうです。展示主体はまた渋谷区らしく、やはり商店街が関るという話は立ち消えになったのでしょう。また年末年始は昨年同様、この車内は閉鎖するとのこと。その前に大掃除と補修をやってもらえれば、まだマシなのですが。
by bokukoui | 2007-12-24 23:59 | [特設]東急デハ5001号問題 | Comments(3)

<以下再掲>
自動車学校及び史学科の生徒、学生を集めて、ボランティアでレストアをさせるのも手と思います。
工業史、技術史の資料保管のためには保存とレストアの技術は必須ですが、日本においては大学、行政ともにまったく技術を持っていません。
博物館などでレストアをするときも市井の板金屋、マニアに依頼している始末です。
それらのことを鑑み、且つ失敗のリカバーを考えると(鉄板が厚いので)この車両は(あと土浦の装甲車両の数々)都合が良く、保存と技術習得を兼ねた活動をしたいところです。
<以上再掲>
ご指摘のような保存活動のノウハウの蓄積や体系化という試みは、今まで日本ではあまり聞いたことがないですね。近代遺産への関心も高まっていますし、これから取り組まねばならない課題と小生も思います。
今後とも宜しくご指導ください。

M36やM4などは、古典的な武具の範疇にはいっているものと
思います。(もちろん89式・4式といった旧軍の車両も同様です。)
先日の横浜鉄道フェスタは、東急車輛販売の7000系鉄コレが
大人気でしたが、5200系・伊豆急100系のしっかりした保存を
同社には御願いしたいものです。
5000系の悲劇を、くりかえさないでいただきたく思います。