東急田園都市線高津駅上り線仮ホーム・仮改札口 切替前の情景
現在、東急田園都市線の二子玉川~溝の口間では複々線化工事が進められておりますが、それに伴ってこれまで仮ホームと仮改札口を設けていた高津駅は、本日仮ホームと仮改札口を閉鎖して新たな上りホームが供用開始されました。
そこで、少し前に通学中寄り道して撮っておいた、切替前の駅の写真を何点かお目にかけます。
この写真はクリックすると拡大表示します。
この切替の模様について、駅に掲示がありましたのでそれを挙げておきます。
田園都市線の複線を複々線にして、内側を大井町線(高津駅はなし)、外側を田園都市線にする工事です。
工事の経緯を記憶に頼って述べれば、まず元の下り線(これが複々線の内側の上り線になる)のホームを渋谷方にずらした仮ホーム(大井町線の下り線の上にあることになる)とし、仮改札口を設けました。これらが昨日限りでお役御免になったわけです。
ついで高架橋を複々線にして、新たな田園都市線の下り線とホームを作りました。下り線をこの新線に切替え、ついで田園都市線の上り線を旧下り線=将来の大井町線の上り線に切り替えました。田園都市線下りだった仮ホームは、今度は上りホームに役割が変わったのです。
そして新たな田園都市線上り線と上りホームと整備し、その完成に伴って今日から切替え、こうして高津駅のホームは新たな複々線化対応のものに切り替えられたわけです。高津駅では駅舎と大井町線の工事は当分続くようですが、来年の複々線化開業までの山場は越えたのでしょう。
さて、渋谷側にずれた仮ホームとそのため渋谷寄りに設けられた仮改札口はこうして供用を終了したわけですが、その最後の姿を以下に写真で綴ります。
まず、外から見た仮改札口。駅北側に設けられていました。
ここから入ると、木の階段がありまして、そこを上ると改札口でした。
改札を入ると通路が二股に別れます。
「電車とバスの博物館」があった頃から長年の工事で変貌しつつある高津駅ですが、来年にはいよいよ完成ということで、これに伴って田園都市線の悪名高い混雑が少しでも軽減されれば・・・なかなか難しいことですが。
※追記:その後、2009年2月の状況はこちらを、2006年6月の状況はこちらを、延伸開業初日の模様はこちらを、それぞれご参照下さい。
※更に追記:延長開業から5ヶ月後の高津駅の模様はこちらをご参照下さい。