今日の東急デハ5001号の状況(46) 2年が経過
いろいろ忙しいので、その当日には行けませんでしたが、今日は所用で出かけるついでに写真を急いで撮ってきました。
まずは例によって全景から。この写真はクリックすると拡大します。
さて、正面下部の様子が前とちょっと違ったような気がしたもので、確かめるべくその部分を拡大してみましょう。
・・・って、大変間抜けな話で恐縮なのですが、ここには設置当初、夜間のライトアップのための照明が設置されていました。それが最近、このような間に合わせのガムテープ張りになっていたのです。過去の写真を見直すと、今年6月22日時点では照明が存在していることが確認されますが、7月19日時点では破損したのかガムテープで覆われ、配線のコード?らしきものが留められています。おそらく、車体前面に寄りかかって人待ちでもしていた人が、無意識のうちに蹴っ飛ばしてしまったのでしょうね。
他に目についたところなどいくつか。
ドア周りは元々傷の多いどころですが、特にこの辺は数多かった塗料の剥がれが、繋がって大きな傷に成長してしまっていました。
車内の展示は、これまでにも何度か同じようなことがありましたが、白根記念渋谷区郷土博物館・文学館の企画展の紹介でした。現在の企画展は童謡「春の小川」に関するものだそうで、そういえばこの童謡のモデルは渋谷界隈の川だったと聞いた覚えもあります。今は昔。
性質の悪い人もいますし。
酔っぱらいも夜になると出没しそうなエリアですし、過去には屋根に上った馬鹿者もいた由ですから。
先日、岳南電鉄の5000系が解体されたとの情報に接しました。
これで、信州の鉄道模型博物館の長野電鉄譲渡車を含めて、
原型に近い車はなくなりました。
(松電の廃車体・熊本の現役を含め、両運転台に改造されている
ものばかりです。)
本当に、ひどいことをしたものです。
渋谷に展示されているのが、岳南の廃車体であれば・・・
今回の暴挙を反省して、岳南の車両を復元 保存してくれれば・・・
東急車輛における5200系の保存について、「本来5000系も同様に
保存されるべきもの・・・」とのご意見、同感です。
5000系は大宮の鉄道博物館に、新技術の車両として、保存・展示
されてもいい名車であると思います。
日々、傷みが進行し、最後はある日突然スクラップといった、事態に
たちいたらない様に、監視していきましょう。
貴、ブログの継続を御願いもうしあげます。
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
岳南の5000がなくなり、そろそろ「まだある」とは言えない状況になってきましたね。
岳南の編成は確か、運転台を中間車に後付けしたものだったかと思いますが、事ここに至っては、兎に角保存されるかがが第一でしょう。
なかなかブログを書くのも思うに任せぬことが多いですが、渋谷の5001については可能な限り続けていきたいと考えております。こちらこそ、今後ともご助力の程お願い申し上げます。
>憑かれた大学隠棲氏
http://bokukoui.exblog.jp/9261654/でも触れましたが、5001のあの件の後、5201についてはああいった保存措置が執られたということは、やはり東急内部でもさらなる暗闘があったのかも知れませんね。