昨夜の渋谷界隈~「12・23クリスマス粉砕デモ」観察記録
今年は書記長のデモの件がヤフーのニュースでも報じられ、ついでに「昨年の様子」ということでヤフーから当ブログの昨年の「クリスマス粉砕デモ」の記事にもリンクが張られ、アクセス数がどえらい数になっておりました。二日で元に戻りましたが。
ちなみに小生がそのことを知ったのは、突然書記長が小生に電話してきて「ヤフー見てみ」と嬉しそうにご注進してくれたからであり、別にアクセス解析で気がついたわけではありません。しかしあの当ブログの記事、書記長が去年やらかした plummet 先生への贈賄騒動についても報じていたから、大概の人が忘れた不祥事を発掘する効果もあったんじゃないかと・・・
というわけで、クリスマス関係の暇ネタを探している一部マスコミにとって、実は結構報道価値を認められるに至ったらしい(これは考えてみれば大したことです)書記長のデモが23日に行われましたが、小生は翌日ゼミ報告を控えており、多忙に付きブログ記事執筆は困難と思われました。が、秘密工作員トダ氏からのタレコミ等により、今年もデモに関する情報をまとめてお届けします。
今年のデモは、場所こそお馴染みの渋谷でしたが、時間が夜19時という、そもそもデモなんかあまりしなさそうな時間帯でした。書記長曰く、昼間は右方向の方々が街宣活動をしているため、警察との調整の結果こうなったのだそうです。
かくて日もとっぷり暮れた夜19時過ぎ、宮下公園には30人に近い人が集まっておりました(「主催者発表」は60人)。更に数名のお巡りさんと、取材陣も何人かいたそうで。
今回はヤフーの宣伝が効いたのか? 人数もこれまでになく多めで、新顔の方も何人もいたのは慶賀の至り。去年はフランス人取材班が来ていましたが、今年もその際に来ておられたフランス人留学生の方が今年も来ておられました。更に、古澤書記長ともども革非同デモに当初から参加されていたGonzalezさんが今回も横断幕を用意しておられましたが、そのGonzalezさんが同志(?)のポーランド人の方を伴われておりました。国際色豊か。
また、以前から何度か参加されていた、ファシスト団体「黒い旅団」(都知事選で名を馳せた外山恒一のファシスト団体「我々団」と東京支部が、外山氏の九州への拠点移動に伴い独立した団体)の山田惣氏も参加。元自衛隊員というのは、「ファシスト」としては筋がいいですね。
自衛隊といえば、書記長の自衛隊時代以来の友人の方が持参された、差し入れの日本酒を開け、デモ隊は気勢を上げます。

そんなこんなでそろそろ人も集まってきた所で、トラメガを取って書記長がアジ演説を行い、場を盛り上げます。

アジ演説は格好が大事で中身はどうでもいいので、内容の紹介は省略。というか情報なし。
更にデモ開始まで時間が多少あったため、数名の有志がマイクで一口演説を。Gonzalezさんは秋葉原通り魔事件で今年は「非モテ」が注目を浴びた年であった旨を語られ、また山田旅団長も一席語られたかと思いますが、そこでGonzalezさんが「ポーランド人が来ている場でファシストは如何なものか」と突っ込むと、山田旅団長「ピウスツキー将軍万歳!」なんてネタをやって更に突っ込まれておったとか何とか。
そうこうするうちに時間となり、デモ隊は宮下公園を出発します。

今回、秘密情報員の扱ったカメラの性能の限界上、写真の出来があまり宜しくないことはご諒承下さい。一応以下の写真はクリックすると拡大表示します。



(写真が暗いのはご容赦下さい)

携帯電話でデモ隊の写真を撮る人も続出
(この写真は拡大表示しません)


かくてデモは無事に終わり、宮下公園にデモ隊は戻ってきました。
今回のデモでは、書記長が風邪気味で不調との由で、Gonzalezさんがメガホンを握ることが多かったと仄聞しますが、また他にも交代でシュプレヒコールを上げていた方もおられたそうですが、全体としてシュプレヒコールに勢いがあり、なかなかいい感じのデモというのが終了後の声でした。沿道の反応も悪くはなかったようで、無視されることは一番辛いわけですから、カップルの話の種にでもなっていれば上出来でしょう。携帯電話などで写真を撮っていた人は相当数いました。
夜にデモをするというのもあまり例のないことではないかと思いますが、これもむしろ人出が多い時間帯に当たって良かったとも。また、声は夜の方が通るのかも知れません。今後も夜にデモをやるとすれば、電飾でも導入できれば更に宜しいでしょう(笑)
というわけで、デモ終了後の情景。

左から山田旅団長、Gonzalez氏、古澤書記長

今回は報道陣も何人か来ており、また、遠巻きにデモを観察している連中も数名いたとのことです。何でも東スポにこのデモの記事が翌日掲載されていたそうで、また某テレビ局関係で何かの材料に、ということで撮影に来ていた人がいたそうです(「非モテ」よりは、秋葉原事件関係か労働問題にむしろ軸足があったようです)。
ネット上のこのデモに関する記事としては、現在発見できた所では
・うらたん「渋谷でクリスマス粉砕デモ!非モテ同盟」
・ムキンポのはてな日記「12・23クリスマス粉砕デモ&忘年会」
・chez sugi「The First of the Three Spirits」
・Wild Flowers「クリスマス粉砕デモ」
があります。
またこの翌日、24日に高円寺で、「素人の乱」主催のクリスマス粉砕デモがあったそうで、Gonzalezさんほかそちらに参加された方もおられたようです。
その後の忘年会では、種々の話題が議論されたものの、例によって例の如く、「非モテ」の話はほとんどされなかったとか何とか。秘密工作員の情報では、「中世から近代に至る多摩の歴史」などが論じられていたということです。更にはこの居酒屋にいたデモ関係者中、カップルが二組いたという反革命的な情報も寄せられております。
また、書記長が先日ネット上で発表し、一部で絶賛?された卒業論文(前半・後半)も話題に上りました。もっとも、この論文については本年4月に書記長周囲で輪読&討論会をやった(ここでいう「査問会」)ため、論文そのものよりはネット上の意外な反響についてのものが多かったようですが。
書記長が論文をネットに載せたので、4月の討論会の内容についても、近日中に何らかの形でご興味を抱いた方が読めるような環境を整える予定です。詳細はそのうち。
※追記:討論会(合評会)の内容をアップしました。こちらへ→合評会本篇・補遺と解説


>4月の討論会
書記長に難癖をつける極左サークル(笑)的な反応が
一部から返ってきたらどうしよう、と参加者の一員としては
ワクワクしてしまいます。
あ、私自身の論文の進み具合についてはノーコメントで。
最新の記事(書記長の同人誌公宣流布記事)で触れるつもりですが、4月の討論会記事が掲載された東大戦史研会報を増刷して書記長のブースで委託販売させようとしたら、いろいろ行き違いがあって増刷できませんでした。となるとネット上で公開する事になるかも知れません。
ご指摘のような反応の予測は、既にラーゲリ氏がされておりますね。
論文の手伝いが必要でしたらどうぞ。今年の修論組では、彼女が泊まり込んで手伝ったという輩がいたとか・・・

来年は我が身、同じ轍はもう踏むまい……たぶん。
>来年は我が身
来年は彼女が泊まり込みに来るような身分になるということですね。
なお、泊まり込んで手伝った女性はその後「絶対何か奢って貰う」とか何とか相当ご不満の意を漏らされてましたので、同じ轍を踏まぬようがんばって下さい。

更なる特級情報によると、「多摩の歴史」以外にも、「周縁身分」や「中世期から近世における武士階級の契約体系の違い」なども語られていたらしいです。