冬コミ:『KAMPANIA Vol.1』並びにMaIDERiA出版局の状況
ついては、サイトやらブログやらを持っている徒輩はそれを宣伝すべし、というメールが書記長から関係者一同に送られてきました。無視するつもりだった小生も諸般の事情により協力やむなしということになり、ここに書記長が送りつけてきたコードを貼り付けておく次第です。

関係者というのはその同人誌に寄稿した人々のようで、とは即ち小生も書記長から原稿を依頼されたのでありますが、さて書記長のブログに掲載された『KAMPANIA Vol.1』の表紙の画像を見ると、「墨田東公安委員会」なる名前が印刷されているのはこは如何に。
文句を言った所、書記長は「締切ぎりぎりだったじゃないですか」とか何とか言い返してきましたが、原稿を最後に出したのは実は小生ではなかったりします。大体、論文作業で忙しい上に、「非モテは社会問題か?」なんてお題では、筆も滑らぬというものです。折角「京成電気軌道における後藤国彦~大和田悌二との関係を中心に」という、歴史学的に新たな発見を寄稿してあげようと申し出たのに却下したのは書記長だし(そら却下するわな)。
というわけで、自分が担当した原稿の内容については正直自信を持ってお勧めするわけにはいかないのですが、しかし労働収容所組合氏が「数学と非モテ」「宗教と非モテ」というテーマで原稿を寄せておられるそうなので、そこは(そこだけは)お金を払って読む価値があるだろうと思います。
なお、リンク先のラーゲリ氏の記事中で、クリスマス粉砕デモ記事中でも触れた書記長の卒論に関して、氏が評論をしておられますので、ご興味のある方は是非ご一読ください。
さて、人様の宣伝ばかりするのも何なので、一応自分の話も。
久しぶりに、三日目(30日・火)西2ホール 「す」09b で参加することと相成りましたが(書記長のとことも近所ですな)、学会報告で忙しかった関係上、オフセット印刷の本を拵えるわけにはいきませんでした。しかしなにもないのも寂しいので、溜まっている資料のコピーを綴り合わせたコピー本を、一日で拵える予定です。つまり、前に構想を示した英国諷刺雑誌『パンチ』の記事集成の第1次大戦版『「戦時下」のメイド』の、そのまた試作版というか、そんなものです。完全版は出る・・・日が来るのかな?
ちなみに戦時中の『パンチ』の漫画とは、以下のようなものです(これはメイドさんが出てこないので、同人誌に収録することはしません)。この画像はクリックすると拡大します。

これは1917年新年号の漫画です。ドイツに空襲されるので、ロンドンは動物園でも武装、というわけですが、このブログでも以前取り上げた『速水螺旋人の馬車馬大作戦』に出てくる、ディプルカプル王国の戦象部隊と同じような発想ですな。

しかし、書記長の論文を評価してみて改めて思うのは、どうにも内容がグダグダだということ。評価するこっちまでグダグダしてしまうという恐るべきグダグダ論文であるなあということですね。

それは別として、歩兵をただのポインターにするという発想が理解不能ですし(特殊部隊と歩兵の区別がついていないのかな?)戦闘の優先順位を誰が、どこで、どのような権能で決めるかということがわからない話です。
聖徳太子のような司令官がまったく同じ思惟方法、個性を持ちリンクしながら戦況を判断するというのであれば納得いきますが(笑)。
>ラーゲリ氏
まあ経緯から言えば共同執筆みたいなものではないかと・・・どうでしょう?
グダグダ論文のグダグダ査問会、年が明けたらネットで公開しましょうかね。
>無名さま
速水螺旋人は、架空「戦記」とはちょっと違うと思います。
ご指摘の点は査問会で仰ってましたね。やはり公開すべきか。