2008年 07月 09日 ( 1 )

ナヲコ先生単行本2冊同時発売記念企画 なずなのぱんつ考

 世相の話などすれば暗澹たる思いになり、趣味的な話をすれば繰言になり、身辺の話をすればただ沈黙よりなく、とかく人の世は住みにくい感ばかりする今日この頃ですが、時にはいいこともあるのだということで、表題の如くナヲコ先生の新刊に寄せる期待と『月刊COMICリュウ』の話などしたいと思います。

 というわけで、ネットでも書影が公開された様子なので、以下にご紹介。


『なずなのねいろ(1)』
 『月刊COMICリュウ』連載作品を単行本化。三味線を奏でる少女・なずなと出会った高校生・伊賀君が三味線部を作ろうと・・・というお話。でもやはりナヲコ作品にとってしばしば重要テーマである「きょうだい」が、boy meets girl 的な話にとどまらない厚みを作品に与えている(と、個人的に思います)。


『からだのきもち』
 単行本未収録のかつての作品をまとめたもの・・・とはつまり、復刊ドットコムのリスト(はてなダイアリーのキーワードにも同じのが)に明らかなように、本来は成年向けだった作品集。

 『月刊COMICリュウ』でナヲコ先生の連載が始まったということ自体結構驚いてそして嬉しかったものですが、順調に連載が続いているからには単行本化、という流れは順当なところです。
 しかし、しかし、まさかかつての作品集まで出るとは・・・最初、先月発売の本誌の広告ではタイトルしか載っていなかったので「?」だったのですが、驚き喜び、かつ『リュウ』編集部の素晴らしいセンスと英断に感動して、思わず当ブログに新しいカテゴリ[特設]『COMICリュウ』関係まで作ってしまいました。一応「漫画」の下位分類ということで[特設]とした次第。「関係」なのはコミックスも扱う予定なので。
※追記:閲覧・記事作成双方の利便性を考え、カテゴリをやめてタグにしました

 確かに、『リュウコミックス』はベテラン作家の旧作の再版も結構やっているようですので、それだけならまあそういうこともあるのかな、とは思えなくもありません。が、曲がりなりにも「成年コミック」の類として当初発表されたものを、普通のレーベルで黄色い楕円マークもなしに出してしまうというのはやはり驚きました。
 ナヲコ先生ご自身からして
わたしの未収録ってことは、マーク付きなんじゃ!?

と思いきや、マークなしなのです………………………
工工エエエエ(゚д゚;)エエエエ工工工工エエエエ(゚д゚;)エエエエ工工
しかもノンジャンルなんです!!!!
工工エエエエ(゚д゚;)エエエエ工工工工エエエエ(゚д゚;)エエエエ工工
(といってもぼーいず系のえちいのは避けました)


思い切りすぎじゃね!?徳間書店さん!?
 と仰るほどですので。
 しかしマークをつけないどころか、編集部は『なずなのねいろ』とセット売りする気満々ですね。帯を見れば一目瞭然で。あと、ネット上で当初伝えられた書名は『連立H方程式』だったらしいですが、書名を変えたのも『なずな』と揃えるためのような気がしてなりません(笑)。商売としてはもちろん至極妥当なことと思います。
 で、ナヲコ作品の年来の読者ならば、Hシーンがどうこうとかマークがうんたらという皮相的なことで、ナヲコ作品を語るのは愚かだと分かっているからいいんですけど、このご時世それで大丈夫なのでしょうか。いや大丈夫であるべきなんだけど。むしろ編集部にはこのまま突っ走って欲しいと心から思うのですが。

 と、ここでふと冷静になって考えてみるに、『リュウ』編集部はえっちな漫画を出してみたかったんじゃないかと思うに至りました。ここ10ヶ月ばかりの新参者の読者ではありますが、そう思った経緯を以下に述べてみたいと思います。というわけで、今回かかる表題をつけた次第なのでした(別にパンツの話という訳ではないです)。

(今回もいろいろ引用があるので続きはこちら)
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by bokukoui | 2008-07-09 23:58 | 漫画 | Trackback | Comments(4)