そんな中で、昔の電気関係の資料を見ているとしばしば目に付く「散宿所」という言葉について、ふと思いついてツイートしました。
戦前の電気器具の販売は、家電屋が当時はなかったので、電力会社の営業所が大きな販売元でした。で、どういうわけか、昔は電力会社の地域の営業拠点を「散宿所」と呼んでいるのですが、何でこんな呼び方をするのかはよく分かりません。電力会社以外では「散宿所」と呼んだ例はないようです。— 墨東公安委員会 (@bokukoui) 2016年9月15日
さて、小生のこんな呟きに、ありがたいことにご自分で調べて教えてくださった方が二人もおられました。以下にそのツイートを引用します。
今webで調べると、どうやら「散宿」は、寮以外に泊ることらしい。
— n=1 (@manga_koji) 2016年9月15日
警察官が独身寮を出ることも「散宿」と言うらしい。
出先で泊る琴も「散宿」という見たい。
本来の宿営所以外で営業をする。くらいの意味か?「散宿所」 https://t.co/QNR9NDP76w
@bokukoui 散宿所は1896(明治29)年制定の電気事業取締規則第69条で設置が義務づけられたのだそうですが、なぜそう命名されたかは不明です。https://t.co/4yHL0kQzDP https://t.co/lGjpplGBcV
— ダービー (@darbyz80) 2016年9月15日
というわけで、なるほど法令に「散宿所」が記されているのか、と小生は、帰宅後手元の資料を調べてみました。以下ツイッターで既に流しましたが、再度まとめて書いておきます。
(続きは以下に)
▲ by bokukoui | 2016-09-28 23:56 | 歴史雑談 | Comments(2)