早いもので、秋葉原で2008年に起こった通り魔事件から10年も経ってしまいました。小生はこの事件が起こったとき、たまたま秋葉原におりまして、そこで見たことをその日のうちにこのブログに書きました。
10年経っての報道にはそれなりに目を通しましたが、今でも被害者の中には後遺症に苦しむ方もおられるとのことで、胸が痛みます。小生の場合は、過去の回顧記事でも書いたように、なにがしかの「トラウマ」を残したということもなかったのですが、それは上掲の記録を自分でまとめることにより、ある種の「心の整理」ができたということ、また共に事件に遭遇した友人が複数おり、この経験について忌憚なく話すことができたということが幸いしたのかと、今にして思います。
さて、このブログでは事件が起こってから数年間は、折に触れ秋葉原関係のことを書いておりましたが、ここ数年間は中絶しておりました。ブログの更新自体も年単位で停まったりしていたように、私生活が仕事や博士論文執筆で多忙になったこと、大学院の在学年限が切れて退学したので秋葉原まで定期券で行けなくなり足が遠のいたこと、加齢のせいかよろず気力体力の萎えが著しいことなどの諸事情によります。とはいえさすがに十年の区切りには、少し思い出話を書いておこうと思います。
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他にも新規の記事の案はいくつもあって、アウトラインまでできているものだけでも4、5本はあるのですが、今期は非常勤を4校で8コマ(5種類)もやっているもので、新規の講義も数多く、なかなか書く余裕がありません。コメントへの返信も遅れがちですみません。しかし空元気は出ているようなので、遠からず幾つもの記事をアップするつもりですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
さる3月いっぱいで、中国地方のローカル線・三江線が廃止されました。中国地方のローカル線はどこも厳しい状況にありますが、中途半端に新しい三江線は観光の要素にも乏しく、比較的長距離だったため沿線に多数の自治体があって利害調整が難しかったこともあり、結局廃止に至りました。
小生は芸備線や木次線、現在は一部区間が廃止された可部線などには乗ったことがありましたが、三江線は残念ながら乗る機会がありませんでした。なので、「葬式鉄」と揶揄されても、今度ばかりは乗らないと機会を逸するというわけで、この3月に重い腰を上げて乗ってきました。
で、このブログは鉄道の話題も多いので、その旅行記・・・というわけではなく、それは多くの人が書いているでしょうから敢えて当ブログでは触れず、その道中で出会った鍋焼うどんについてレポートします。
(続きは以下に)